ibacupにむけて
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 ブーランジュリー オーヴェルニュのオーナーシェフ井上です。
当店のホームページにお越しいただきありがとうございます。
2009年10月にドイツで開催された「第2回ibacup」に日本代表選手として出場してきました。
ライン

[2009.12.18]  
 ibacup報告会
今年の10月にドイツ・デュセルドルフで開催された「ibacup2009」に出場しました。1年以上もの準備期間の間に、ドイツパンについて多くの事を学べました。この時に出品したパンは店頭でも販売しております。
山崎さんと講習会
 12月3日(木)日本製粉東部技術センターにおいてドイツパン・菓子勉強会の「ibacup報告講習会と研修旅行報告」の講習会をして来ました。
 この場で良い結果を報告できずに残念でしたが、大会でやった商品にカイザーゼンメルやブレッツェルをプラスして、サンジェルマン商品開発の山崎豊さんと一緒にやりました。

大先輩と一緒で少し緊張しましたが、かなり練習した商品ですので、スムーズに進んだと思います。最後に写真付きで研修旅行の報告があり、ヨーロッパの風景や店内、厨房まで見る事ができ、自分も楽しく過ごせました。

作業中作業中
(皆さん熱心に聞いてくださいました。山崎さんと作ったパン。)


6時頃から、懇親会も始まりいろいろな方と話ができて充実した一日でした。左から井上、デイジイ社長でドイツパン・菓子勉強会の会長の倉田さん、ブロートハイム社長明石さん、サンジェルマンの山崎さん 日本製粉の方や手伝いに来てくれたデイジイの方ありがとうございました。

(左から井上、デイジイ社長でドイツパン・菓子勉強会の会長の倉田さん、ブロートハイム社長明石さん、サンジェルマンの山崎さん)

[2009.12.1]  

 ibacupでお世話になったデュツセルドルフの「マイハート」では、
 日本人の働き手を募集しています。

[2009.10.18]  
 ibacupを振り返って。
井上「ibacup2009」の出場を無事果たして帰国しました。
この1年以上を振り返ってみると、周りの人達のサポートに支えられてやってこれた事を実感しています。強力なサポートで支えてくださった関係者の皆さん、店のスタッフ達に感謝します。そしてHPを見ていてくださった大勢の方々に最後のお礼をこめて、ibacupの報告をします。

〈日本代表:井上克哉〉

デュセルドルフ ドイツ、デュセルドルフで行われた、ibaカップ2009見本市のイバカップに日本代表として出場してきました。10月3日〜6日まで行われ、一日3チームの計12チームが争う国際大会です。  

自分は9月下旬から現地入りして、デュセルドルフのマイハートと言う日本人経営者のパン屋の工場を借りて、試作と飾りパンを作りました。

現地の学校で

9月30日に相方の日本代表選手中谷君、会長であるデイジイ社長の倉田さん、助手の山内君と合流して、バインハイムの学校で二人揃って最後の試作です
(左写真が工場で試作中の二人)

粉が違うと、作品のボリューム、スチームの乗り具合、バターの伸展性などが違い少し荒れた商品となり、不安の残る最後の練習となってしまいましたが、すべての作品を作れたので微妙な調節ができました。

10月3日には、デュセルドルフの会場にもどり、機械や材料、設備の確認です。すでに、大会初日の3チーム、韓国・スイス・アイルランドが作業をしていて、動きをとうして 見る事が出来ました。どの国も時間ギリギリでしたが、綺麗な作品でした。
会場入り

 次の日は会場に入り夕方から1時間、説明と準備の時間があり、熱のたまりやすいオーブンだったので細かい説明を受けて、30分位要してしまいました。

 2日目である10月4日はロシア・イタリア・中国でこの3カ国もテーマにあった自国のパンを仕上げていました。
夜は日本から来たツアーの方々と一緒になり激励を受けて心地よい緊張感に包まれました。
 

 5日の当日もよく眠れ、すっきりした気持ちで会場に入れ、8時、いよいよスタートです。 この日は、ポーランド、フランスと強豪チームで、15時30分まで作業をして、30分で展示をするというルールです。

作業中作業中
(作業はガラスブースの中で。ガラス越しにお客さんは見学できます。)

 中谷君と順調に作業を進めカンパーニュ、ミッシュブロートの仕込みでも、生地温感触など、いい感じでした。作業しているうちにオーブンの温度がどんどん上がってきて 少し慌てましたが、予測できていた事だったので何とか対処できました。9時になるとお客さんが入場してきて、日本人の方が沢山いたのでホッとして、後は自分のいつもやっている仕事を信じて工程をこなしていきました。

お湯が出なかったり、道具が無かったりいつもと違う事が沢山あり練習よりも一時間遅れてしまいましたが、なんとか、日菓專(日本菓子専門学校)の鎌田先生に教わった和菓子の練りきりを披露して終了する事ができました。
展示をする時は、観客がいっぱいで予想以上の時間がかかってしまいましたが、 最後のネームプレートを置いて丁度終了しました。

失敗も無くやり遂げ、充実感いっぱいで中谷君と喜びを分かち合いました。

日本の作品
(日本の作品展示)

他チーム見学  4日目はチリ、クロワチア、デンマークで、少し緊張感の取れた気持ちで見学できました。
いよいよ、17時から表彰式です。海外らしいガヤガヤした中で、まず、すべてのチームにメダルと賞状が渡され、期待と不安の中 3位から発表です。

3位韓国、2位ポーランド、優勝フランスと発表され自分の中で力が抜けていくのが分かりました。展示された時の評価が高かっただけに残念な結果でした。

 国際大会では、ルールの解釈などの言葉の問題や各国の審査員の感性や考え方など 難しい事がたくさんあることを身をもって経験しました。

ただ、この大きな大会で、自分なりにいい商品が出来た事は今後との仕事や後輩の指導に 自信を持っていけると思います。そして、何よりも周りの人達 のサポートの力が大きな事に代表になってよく分かりました。

フランスの作品
(優勝したフランスの作品)

会長の倉田さん、コーチをして下さった山崎さんをはじめ、幹事の方々、手伝いに来てくれた 山内君やいままで、練習で会場を貸してくださったマイハートさん、日清製粉さん、日本製粉さん など上げれば切が無いほどの方々に協力してもらい、楽しんでやることができました。チームジャパン
(チームジャパンのメンバー:写真左から相方の中谷くん、サンジェルマンの山崎さん、
 日本菓子専門学校の鈴木先生、デイジイ社長
倉田さん、井上)

Tシャツ
 

微力ではありますが、少しでも恩返しできるようにがんばります。
これからは、夢であった国際大会での経験、勉強した事をお店にも反映していきたいと思います。

(店のスタッフからの応援寄せ書きTシャツ。当日、ユニフォームの下に着ていました)

線
iba cup2009とは

2009年10月にドイツ・デュセルドルフで開催された「国際製パン・製菓機材総合未本市 iba」にて行われるイベント。
ドイツで3年に一度開催される世界中のパンやケーキなどの機械や材料を取り扱うプロ向けの大規模な展示会=ibaの会場にて、 海外部門、ヨーロッパ部門、菓子職人部門、青年部門の4部門で各国からの代表が、その腕を競い合う。
前回2006年に初めて行われた時から大盛況となり、ibaを代表するイベントとなった。


ブーランジェリーボネロ
↑井上と一緒に日本代表として参加する中谷君のお店です。
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