
パンとチーズの相性
パンにもチーズにもさまざまな特徴をもったものがあります。パンでは、フランスパンやライ麦入りのパン、全粒粉入りのパン、自家製酵母を用いたパンのハード系のものから、クロワッサンやブリオッシュのような軽い口当たりのものやもちもちとした食パンまでたくさんのタイプがあります。同じようにチーズにもクリームチーズやモッツァレラなどのフレッシュタイプやカマンベールのような白カビタイプ、ブルーチーズ、ハードタイプなど大きく7タイプに分類されます。
チーズを主体にパンを選ぶ場合は、砂糖やバターなどをあまり使っていないシンプルなパンが適当です。当店の場合はフランスパンやルヴァン、ベルリン風クルミパン、チャバッタなどは比較的どんなチーズとも合わせやすいです。 さらに細かくみると、バケットの香ばしい表皮には白カビタイプのチーズがよく合います。やや軽い感じのチャバッタには逆にハードタイプのくせがあるチーズ。または、ルヴァンやベルリーナラントブロート(ライ麦入りパン)のように酸味のあるパンに、熟成の進んだウオッシュタイプやハードタイプで濃厚な感じを楽しむこともできます。クルミやレーズンの入ったパンには白カビタイプ、バターの多いクロワッサンやブリオッシュには軽い酸味のあるフレッシュタイプのチーズがよく合います。
このようにさまざまな特性を持ったパンとチーズ。みなさんもいろいろと自分なりにアレンジして試してみてはいかがでしょうか。
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